人毛ウィッグと人工毛ウィッグの特徴と違い
ウィッグを買う際に気をつけたいのがウィッグの毛の素材が何かということ。
ウィッグには大きく分けると人毛で作られたウィッグと科学繊維などの人工毛で作られたウィッグがあります。
それぞれメリットデメリットがあります。特徴をしってウィッグ選びに役立ててくださいね。
人毛のウィッグ
人毛は主に日本に出回っているのは東南アジアの方の髪の毛が多いようです。
それぞれ、自分の髪もそうでしょうが、その髪によって、うねりがある、細い、太いなど個体差がありますがより自然なウィッグを作ることができます。
人毛のウィッグ メリット
- 見た目が自然
- 手触りが自然
- カラー・パーマが自毛のようにかけられる
- スタイリングが出来る。
人毛のウィッグデメリット
- ウィッグによって差はあるが太陽光で1年ほどで色あせていくので染め直す必要があり
- 人工毛より重い
- スタイリングが出来るということと同時に、形が崩れやすい(自毛でもパーマは永久的でないですよね)
- シャンプーの後やぬれると乾きが遅い(より自然だともいえます)
- 値段が人工毛より高い
人工毛のウィッグ
安い人工毛だと見た目が不自然でウィッグやカツラだとばれやすい。
ただしよいものだとほぼ人毛と見分けがつかないものも多いので人工毛はピンキリということを知っておいてください。
またお手入れが人毛よりしやすいという利点があります。
ここでは通常の安めの人工毛についてのメリットデメリットです。
人工毛のウィッグ メリット
- 値段が安い
- 色あせがほとんどない
- 耐熱ウィッグはコテ・ヘアアイロンなど使える
- 乾くのも早いので手入れが楽
人工毛のウィッグ デメリット
- 光沢があるので多少不自然になる
- ごわごわする
- カラーリングは基本できない
- 年月がたつと毛先や全体が縮れてくる(静電気など)
これらの違いがあります。
より自然にみせたいなら人毛ですがメンテナンスやお金の面も考えないといけません。人毛にも高級なレミーヘアから安いものもあります。
また人毛よりも人工毛は安いですが、ある程度、安い分自然ではなかったりします。
ただ、最近は人毛と人工毛とのミックスかつらやウィッグも増えており、ファッション性の高いウィッグを望んでいて髪の流れがあるものがご希望という場合、動きを出すために人毛に人工毛を多少混ぜたほうがいい場合もあったりするようです。
もちろん取り扱っているメーカーやショップによってそれぞれまた違ってくるんですが、このような特徴があるので自分がどういったことに基準を置いてウィッグを選びたいのかの参考にしてくださいね。
レミーヘアーとは
レミーヘアとは、かつら、ウィッグで使用される髪の素材のうち、比較的加工の度合いが少ない物をいいます。
髪のキューティクルを同一方向に揃えた人毛で高級なウィッグでは好んで使用されるのがレミーヘアです。